08みのわ祭りの提言
検討委員会が07みのわ祭り正副会長会に提出
箕輪町の「みのわ祭り」について協議してきたみのわ祭り検討委員会は28日、07みのわ祭り実行委員会の正副会長会に「08みのわ祭りについての提言」を提出した。祭りの運営は実行委員会を行政と民間半々で民間が会長職に就き、イベントは複数会場で複数のイベントを並行して行うなど新たな方向性を示した内容で、正副会長会は提言に理解を示し、実行委員会の早期立ち上げを求めた。
検討委員会(唐沢修一委員長)は各種団体の代表や中学生を含む公募委員ら32人で構成し、5回の協議で提言をまとめた。
主な内容は、会場は当面の間は国道153号線バイパスで、日程は7月最終週の土曜日。区の協力については祭り参加は区の自主性にゆだね町から参加を主導(強制)しない。メーン会場には子どもが楽しめる広場や露店商を設置し、イベントは動員ではなく参加したい人を集める。花火の協賛金は実行委員会で検討する-など。
実行委員会を公募により官民半々とする運営方法については、「本来民間主導の祭りであっていい」など賛成意見があり、会長の平沢豊満町長は、「協働のまちづくりに合致する内容。提言に沿ってすばらしい祭りとして脱皮していきたい」とした。また、「行政はバックアップということで、実行委員会から行政に役割分担を指示してもらいたい」とも話した。
町長は検討委員会について「プロセス開示しながら町民意見を聞く政策決定のやり方のモデルケース」と評価。唐沢委員長は、「08年の祭りはコンパクトになるかもしれないが、町民の力でやる第一歩。皆様のお知恵をお借りしたい」とあいさつした。