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赤穂南小の「歯の健康づくり」の取り組みを視察

赤穂南小の「歯の健康づくり」の取り組みを視察

 学校を挙げて歯と口の健康づくりに取り組んでいる駒ケ根市の赤穂南小学校(下平達朗校長)で28日「小学校における食育と歯の健康づくりを推進する会」の最終第3回が開かれた。保健や食育、教育関係者など県内外から約20人が参加し、同小の取り組みを視察した。
 4年2組で行われた歯の授業では、同小が独自に考案、実用化した、かむ回数をカウントする「カミカミマシーン」を使用し、チョコレートやポテトチップなどの比較的軟らかい物と、いり豆、せんべい、するめなどの硬い物をかんだ回数の比較実験が行われた=写真。参加者は児童に「虫歯はない?」などと質問したりしながら興味深そうに見入っていた。
 5年生児童を対象にした「8020子ども推進員」の認証式も行われ、学校歯科医が認定証と8020バッジ、推進員ノートを一人一人に手渡した。受け取った児童らは「よくかんで歯を大切にします」などと誓っていた。
 同小は歯の健康について楽しく指導する全校集会「歯ッピータイム」を月に1回開いたり、体重測定時に歯のチェックや歯磨き指導を行ったりするなどのきめ細かい活動により、児童の虫歯予防に大きな成果を挙げている。昨年度の第45回全日本学校歯科保健優良校表彰では最優秀校に選ばれている。

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