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長谷村「土砂災害を学ぶ会」

過去の経験に学び、災害の備えを

長谷村「土砂災害を学ぶ会」

 過去の経験などから土砂災害の恐ろしさを知り、万が一に備えよう窶狽ニ16日、長谷小学校で「土砂災害を学ぶ会」が開かれた。子どもから大人まで、約30人が集まり、災害時の対処方法などを学んだ。<br> 地質的・地形的に、大災害つながり易い場所が多い長谷村だが、幸い、ここ数年は大規模な災害が発生していない。一方で「災害の記憶や恐怖が希薄化してしまうのでは」との懸念もあったため、村は、昨年からこうした機会を設け、住民の災害対策意識を高める働きかけをしている。今年は、36災害や57災害を知らない子どもたちにも災害を身近なものと認識してもらうため、親子で参加できる会にし、災害経験者の体験を聞く時間も設けた。<br> 36災害を経験した中山麻人さんは「災害時の物資支援は、本当に必要なものを送らなければ、かえって迷惑になる」と当時を振り返った。<br> 砂防えん提の役割についての講演もあり、講演後は、模型を使ってえん堤が土石流をどのように食い止めるかも見学した。<br>

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