新エネルギービジョン策定委員会
新エネルギービジョン策定に向けて駒ケ根市は7日、第1回地域新エネルギービジョン策定委員会を市役所で開いた。学識経験者、産業関係者、団体代表者らのほか、公募に応じて参加した委員ら約20人が出席して市の担当者から趣旨の説明を受け、今後の進めなどについて検討した。互選により委員長に糸長浩司さん=日本大生物資源科学部教授、副委員長に北林友和さん=ヨウホク社長=が選出された。
同委員会は来年1月までに3回の会議を開くほか、新エネルギー導入先進地の視察などを行いながらビジョン案について提言していく。
「新エネルギー」とは、石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料ではなく、太陽光、風力、廃棄物、バイオマスなどを利用した発電や熱利用のこと。限りある化石燃料の消費軽減のほか、地球温暖化防止に向けての二酸化炭素削減効果も期待されている。