南箕輪村議会3月定例会開会
南箕輪村議会3月定例会は3日開会し、後期高齢者医療に関する条例など条例案や08年度一般会計予算案など26議案を提出した。07年度一般会計補正予算案など4議案は即決した。
提出議案は、村税条例の一部改正など条例案12件、07年度一般会計などの補正予算案6件、08年度の一般会計など予算案7件、長野県後期高齢者医療広域連合規約の変更。報告は村土地開発公社の経営状況、村開発公社の経営状況。
即決は07年度の補正予算で一般会計、介護保険事業特別会計、水道事業会計、下水道事業会計。
唐木一直村長は冒頭あいさつで08年度一般会計予算案について、「『安全で安心して暮らせる子育て・福祉・教育に優しい村づくり』と『活力と元気をはぐくむ村づくり』を目指し、第4次総合計画の着実な推進を図る、村民生活重視の予算を心がけた。引き続き健全財政を維持していけると確信している。自立の中で力強く歩んでいく。村政運営は、まず第一に村民益という姿勢を貫き、村民の目線に立ち満足度が上がるように、任期の締めくくりとなるよう努めていく」と述べた。
陳情は次の通り。
▽「鳥獣被害防止特措法」関連予算を、鳥獣捕殺ではなく自然林復元と被害防除に使うこと等を求める意見書提出に関する陳情▽森林環境税の創設と森林・林業・木材関連産業政策の充実を求める陳情▽農業委員会の必置規制の堅持を求める意見書提出に関する陳情書▽老人医療費給付事業の継続を求める陳情書▽保険業法から共済制度の適用除外を求める陳情書