子ども消防体験教室
消防署の活動について理解を深めてもらおうと駒ケ根市の伊南行政組合消防本部北消防署(米山覚署長)は1日、子ども消防体験教室を開いた。管内の駒ケ根市と宮田村の6小学校から2人ずつ、計12人の5年生児童が参加し、放水体験をしたり消防署や消防車の見学をしたりした。
児童らは駒ケ根市下平の農村環境改善センター「一心館」の駐車場で放水を体験した。署員らに手伝ってもらい、防火服とヘルメット、手袋を身に着けると「重い」と大騒ぎ。「放水始め」の合図とともに、構えたホースから水が勢いよく飛び出すと、最初は狙いが定まらずに戸惑った様子だったが、すぐに慣れて放水体験を楽しんだ=写真。児童らは「簡単そうに見えたけど、こんなに力がいるとは思わなかった」と笑顔で話し合っていた。