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上農高校みどり塾100回記念式典

 上伊那農業高校「みどり塾」(三井忠人塾長)は7日、第100回記念式典を伊那市生涯学習センターホールで開いた。第100回は「映画上映と講演の夕べ」で、約100人が後藤俊夫監督作品「Beauty(ビューティー) うつくしいもの」を鑑賞し、監督の講演を聞いた。
 みどり塾は99年2月に環境問題やみどり、自然について自由に語り合う学習の場として、上農高校が中心となって発足した。農場内のログハウスをキーステーションに月1回程度、中央や地域で活躍する人を講師に森林、野生生物、林学、農業、教育、国際交流など幅広く学んでいる。会員は約70人。農業経営者、会社員、公務員、団体役員、自営業者、主婦、大学生など幅広い。
 式典で、上農高校の校長であり塾長の三井忠人さんは、「全国的にも例がない活動。この機会にさらに多くの地域の皆様に『みどり塾』を知っていただき、会員としてご参加いただければありがたい」とあいさつ。初代塾長で現飯田市教育長の伊沢宏爾さんは、「学校と地域の皆さんが一体となって今日まで続いている。派手さはないが、脈々と続いていくことが大事だと思う。今後の発展に大きな期待を寄せている」と話した。

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