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2511/(月)

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【記者室】猿の民話で親子のきずな伝える

 伊那市内に伝わる猿の民話といえば、猟師に撃たれ、死んだ母を子が助けようとする「孝行猿」が思い浮かぶが、東春近にもあるという。伊那ビデオクラブは二つの民話を取り上げ、絵物語を制作中。3月の映像祭で披露する▼「獣といえども親を思う子、子を思う親の気持ちは人間と変わりない」。全国各地で親子間の痛ましい事件がニュースで流れる中、会員は親と子のきずなを深めてほしいと願いを込める▼20歳の半分、10歳を祝う「2分の1成人式」が上伊那の小学校でも行われる。取材した学校で、児童たちは家族や先生などいつも見守ってくれる人へ感謝の気持ちを伝えた。「ありがとう」の素直な言葉に、「心の架け橋を作ることの大切さ」を感じた。(湯沢康江)

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