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長野日本電気がNECディスプレイソリューションズと共同開発

 伊那市の長野日本電気(NEC長野)とNECディスプレイソリューションズが共同開発したタッチパネル内臓の32型液晶ディスプレー「MultiSync LCD3210‐TC(J)」が10日に出荷を開始した。タッチパネル内臓のディスプレーはNECディスプレイソリューションズとしても初めての製品となる。
 画面に直接触れることにより操作するタッチパネルのディスプレー。その方式として、同商品では耐久性などに優れ誤動作しにくいアナログ容量結合方式を採用している。またタッチパネル内臓タイプのため、ほこりが入りにくく、病院や図書館、学校、会社のパブリックスペースなど公共空間での案内表示にも適している。
 NECディスプレイソリューションズからディスプレーの製造の委託を受けているNEC長野は、今回初めて製品開発に携わった。10人の社員が開発プロジェクトに参加して、製造、品質、製品評価などに優れた同社の特性を生かした。
 同社ではこれからもタッチパネル内臓の液晶ディスプレーなどの製品開発や設計に注力していく方針。開発に携わった社員たちもさらなるラインナップの開発に意欲を燃やしている。

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