蒼楓会が盆栽20点を展示
10日まで 市生涯学習センター
伊那市を中心に、盆栽の愛好者でつくる「蒼楓(そうふう)会」(小木曽章薫会長、8人)の第16回展示会が8日、伊那市生涯学習センター2階展示ギャラリーで始まった。10日まで。
展示会は年1回、会員が丹精込めて育てた盆栽を多くの人に見てもらおうと開催。会員の奮起を起こす意味も兼ねている。
例年10月の開催だが、会場が確保できず、姫リンゴやアケビなどの実もの、モミジなどの紅葉には早く、小木曽会長(75)=狐島=は「時期が早くて残念だが、実ものの色づき、紅葉を想像して見てほしい」と呼びかける。
会員は盆栽の植え替えや針金かけなどの勉強会を開いており、会場には添えものつきの松やヒノキなど自信作約20点が並ぶ。中には、ヒメジャラの林に見立て、コケが生えた岩や中心に道を設けた鉢も。また、ツヤマヒノキなど高さ21センチ以下の小品盆栽7点飾りもある。
開館は午前9時から午後5時半(最終日は正午)まで。無料。