たこ作り体験会
箕輪町郷土博物館は9日、「たこ作り体験会」を開いた。5組16人の親子が和紙と竹ひごでたこ作りに挑戦した。
博物館事業の「どきどき体験会」。今回はたこ作りを通じて竹を使った物作りに親しもうと開き、博物館協議会委員で趣味で竹細工をしている丸山平治さんが指導した。
材料の竹は、丸山さんがよく乾燥させたものを用意したが、すす竹を4つ割りにしてしごく行程も知ってほしいと、参加者に実演して見せた。
親子は、障子紙にトラや宝船など好きな絵や文字を書き、竹ひごをはり、糸を縛り、足をつけて作り上げると、早速外に出てたこ揚げを楽しんだ。
町内の本田豊晴さん、さおりさん家族は子ども2人と参加。卒業の記念に-という中部小6年の里佳さんは、愛らしいネズミの絵を描き「絵がよく描けた」と話し、竹の工作が好きな中部小4年の義法君は「いつもは竹を切ったり、弓矢を作る。たこはよく出来たと思う」とうれしそうに話していた。