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上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会

 上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会(会長・宮坂正巳上伊那地方事務所長)が13日、伊那市の伊那合同庁舎であった。上伊那農業改良普及センター、信州大学農学部、上伊那猟友会、各市町村から委員約20人が出席。本年度の活動実績を報告、来年度の活動計画を確認した=写真。
 同協議会は野生鳥獣に対する農地や林地などの保護管理を適正、効果的に実施するため、被害情報の収集や分析、市町村や地域での被害対策の検討、支援などが目的。
 活動実績では、本年度初めて取り組んだ、上伊那地方の地図に獣類種別、既存対策、被害程度などを記した「被害マップ」の完成を報告。来年度の出没状況を加えながら、被害状況の推移を調べていくことを決めた。
 2008年度の特定鳥獣保護管理計画(個体数調整計画)は、07年度と同規模のニホンジカ1240頭、ニホンザル200頭、ニホンカモシカ31頭。ツキノワグマは、人身事故や日中住宅地出没、農作物への強度の執着などがない個体以外は地元住民の理解を得て、学習放獣する。

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