箕輪町で愛あいの訪問
箕輪町の重度身体障がい者訪問事業「愛あい訪問」が12日、町内であり、平沢豊満町長が昨年2月から今年1月までの間に身体障害者1級の認定を受けた町内在住者の自宅を訪れ、励ましの言葉を贈った。
町長と町民とのふれあいを目的とする事業の一つで、今年は対象者30人のうち、15人の自宅を訪問することになった。そのうち、松島区坂井南に住む浦野順司さん(78)宅では、平沢町長が「お元気そうでなによりです」と声を掛けながら、浦野さんに鉢花をプレゼント=写真。
現在家族7人とともに暮らす浦野さん。昨年までは長寿クラブ連合会の会長を務めていたが、昨年3月に腎臓を患い、透析のため1日置きに病院通いすることとなった。しかし、現在も自身の会社に毎日顔を出し、訪れる人との交流を大切にしている。
浦野さんは「最初は、こんなに元気なのでと辞退しようと思ったが、町長の訪問は励みになる。毎日毎日を大事に生きる気構えが大切」と話していた。