国体スケート優勝報告
第63回国体冬季大会「長野かがやき国体」スピードスケート競技(1月、長野市)に出場し、成年女子千メートル、成年女子2千メートルリレーの2種目で優勝を果たした駒ケ根市町四区出身のスケート選手加治木彩さん(25)が14日、駒ケ根市役所を訪れ、杉本幸治市長に優勝を報告した=写真。加治木さんは「集団に巻き込まれて転倒しないように気をつけた。夢は2年後のオリンピックに出場すること」と話した。杉本市長は「地元出身の選手が大きな大会で活躍するのはうれしい。できることがあればぜひみんなで応援したい」と激励した。
加治木さんは小学2年からスケートを始めた。進学した東海第三高で短距離に転向し、インターハイ千メートルで優勝するなど活躍。信州大教育学部在学中は全日本学生選手権で3回優勝したほか、オーストリア・インスブルックで開催されたユニバーシアード冬季大会(05年)では銅メダルに輝いた。昨年の国体(群馬県)では500メートルで初の優勝を果たしている。現在八幡屋礒五郎所属。