伊那市消防団、新年度の幹部団員らを対象とした研修会
08年度の任命式を前に、伊那市消防団(田畑安彦団長)は16日、新年度、団の幹部として活動する予定の消防団員らを対象とした研修会を伊那市民体育館で開いた=写真。班長以上の役員となる約110人が参加。団員らが安全に任務を遂行するために、どんなことに配慮しなければならないかなどを学んだほか、日本消防協会長功績賞などの伝達があった。
来年度の部長以上新幹部予定者と現職を対象とした合同規律訓練で、多くの団員の指揮を執る幹部団員の場合、任命を受けてからただちに的確な指揮を執る能力を求められることから、事前にその心構えなどを学んでもらう目的で研修会を催した。
田畑団長は「みなさんは4月1日以降、多くの団員の指揮を執る立場であり、実際に出動する場合には、二次災害を起こさないよう、指導者として的確に指示しなければならない。今日はその辺を中心に研修を積み、新年度から住民の生命、財産、家族を守る任務に就いてほしい」と訓示。
その後、部隊指揮者としての心構えなどをテーマとした講話や礼式、隊編成訓練などに取り組んだ。
表彰者は次のみなさん。
◇日本消防協会長功績賞=福沢利雄副団長
◇日本消防協会勤続賞=原一郎(三義分団班長)北原勇次(三義分団班長)