第5回経営講座
企業の連携により地元産業を活性化させようと市内の製造業者らでつくるテクノネット駒ケ根と駒ケ根商工会議所、駒ケ根市は17日、南信地域の企業経営者や管理者を対象に開いている07年度経営講座の第5回講演会を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。会員ら約30人が集まり、地域活性化論、産業論などが専門の兵庫県立大環境人間学部の中沢孝夫教授さんによる講演「まちづくりの主役 地域企業の底力」を聴いた=写真。
中沢さんは「日本の製造業は競争力はあるが収益力がない。国内需要が多過ぎることが原因だが、日本で生きていける企業は外国に進出しても競争に勝てるだろう。日本独自の生産方法にもっと自信を持ってよい」と述べた。
中沢さんは『中小企業新時代』などのベストセラーを執筆したほか、テレビ出演なども多い。