天竜精機太陽光発電稼動式
産業用機械開発、製造の天竜精機(芦部喜一社長、駒ケ根市東伊那)は20日、創業50周年を記念して取り組んだ市内最大規模の太陽光発電システムの稼動式を同社で開いた。芦部社長は「環境への配慮は企業としての責任。これを契機に、より少ないエネルギーで生産活動をしていくよう、社員の意識をさらに高めていきたい」と話した=写真。
発電システムは同社の第3工場の屋根に504枚の太陽電池パネルを設置し、1時間当たりの最大発電量90キロワットを確保。年間発電量は約9万1800キロワットの見込みで、同社の使用電力量の15%、約100万円分に当たるという。発電状況は事務所内に設置したモニター画面で常時確認できるほか、今月末からはインターネットの同社ホームページ上でも公開する。