「東春近ウォーキングロード」に看板設置
伊那市東春近の住民有志でつくる「よりあい東春近会議」(戸田政光代表)は20日、住民に地域の魅力を知ってもらおうと創設した「東春近ウォーキングロード」の沿線に案内看板を設置し、コースの完成を祝った。
同地区の自然や歴史などの資源を拡充するための取り組み。07年2月に企画し、同6月にコースを初下見し、秋からコースの最終決定に向けて話し合ってきた。本年3月上旬には、県の支援金事業で県産カラマツを使った案内看板60枚を手作りした。
ウォーキングロードは、河岸段丘の上、下道沿いの史跡や天竜川などの堤防道路から2つのアルプスを見ることが出来る「里コース南・北」「原コース」「川コース」の計4コースで総延長約15キロ。この日は、距離や順路、史跡名などを記した看板を関係者20人が手分けして取り付けた。
今後はコースの利用を区民らに呼び掛けていく。日常、区内をウォーキングしている人の情報を集めて、コースの拡充も考えている。
「原コース」に案内看板を設置するメンバーら