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村民参加のワインセミナー開講、名実ともに山ぶどうの里に

 名実ともにワインの里に‐。村内農家が栽培する山ぶどう(ヤマソービニオン)を原料にワインの特産地化が進む宮田村で4月から、地域文化としてさらに定着させようと、一般村民対象の「ワインセミナー(仮称)」が通年で始まる。村公民館と村産業建設課の共催で、栽培者や醸造する本坊酒造など生産関係者も協力。年間12回の講座でワインの様々な知識を学ぶほか、ほ場での体験実習も取り入れて、地元への普及啓もうを充実させる考えだ。
 気軽に関心を深めてもらい地元ワインのファン拡大を図るのが当初の目的だが、将来的にはソムリエの養成など普及活動の推進役となる人材育成も目指したい考え。
 長期的な構想も視野に入れており、村産業建設課は「文化として定着させていくためには、住民に関心を高めてもらうことが最も重要に思う」と説明。
 特産ワイン「紫輝」が醸造開始から10年目を迎え、村の山ぶどうの里づくり構想は新たな段階を迎える。
 セミナーでは山ぶどうの栽培、収獲、仕込み体験を交え、ワインの概論、鑑賞と表現法、管理方法や料理との相性など幅広く学ぶ。
 テイスティングなどもあるため成人が対象。毎月1回午後7時からを予定し、初回は4月21日。
 28日から参加者の募集を開始し、20人の定員になり次第締め切る。問い合わせは村公民館85・2314へ。

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