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駒ケ根市文化財団基金奨励賞

駒ケ根市文化財団基金奨励賞

 駒ケ根市文化財団(渋谷敦士理事長)が文化、芸術の振興などを目的に5年前から毎年贈っている文化財団基金奨励賞の第5回受賞者に生田流筝曲演奏家の気賀沢美香(雅号・雅巳樹)さん=駒ケ根市中央=と「伊南子ども劇場」(北村和枝運営委員長、会員数約400)が選ばれ23日、市総合文化センターで授賞式が行われた。代表者など3人が出席し、渋谷理事長から賞状と奨励金をそれぞれ受け取った=写真。
 気賀沢さんは「栄えある賞をいただいて感謝する。筝が好きで演奏を続けてきたが、今後も邦楽をもっと気軽に楽しんでもらえるよう努力していきたい」、北村さんは「いろいろな活動をしているが、まだまだ市民に知られていない。子どもたちのためにさらに力を注いでいきたい」と喜びを語った。
 気賀沢さんは4歳で筝を始め、正派音楽院、NHK邦楽技能者育成会を卒業。邦楽オーケストラ「むつのを」、和楽器バンド「SO竏鱈AB」(ソーラボ)、和楽器ユニット「まいまい」などで意欲的な演奏活動を行っているほか、後進の育成に当たっている。
 伊南子ども劇場は1987年に発足。幼児から中高生に良質な舞台芸術鑑賞の機会を提供しつづけているほか、山遊びやキャンプなどの野外活動にも取り組んでいる。

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