宮田村議選きょう告示
任期満了に伴う宮田村議選(定数12)は25日、告示する。現職9人、新人4人の13人が出馬を表明しており、前回に続いて選挙戦になる見通しだ。
全員男性。年齢構成をみると、50代が5人で最も多く、次いで60代が3人、20代、40代が各2人、30代が1人となる。党派別では共産1人で、ほかは無所属。
23日現在の有権者数は7148人(男3460、女3688)。前回4年前に比べ157人増えている。
前回は29歳の新人が700票余の大量得票でトップ当選を果たすなど世代交代を意識した・ス新旧・ス勢力の争いが対立軸ともなったが、今回は独自の切り口で浸透を図りたい新人候補が既存の組織や地域票に頼らず、どこまで票を伸ばせるかが焦点となる。合併せず自立を決めた直後の4年前とは取り巻く状況も変化しているが、現職も地盤を固めながら、候補者不在区などへ支持拡大を図る。
有権者数を地区別にみると=表参照=、現職、新人各1人が立候補を予定する町三区が最大票田。次いで同じく現新各1人が出馬予定の南割区が923人と続く。
限られた地域票を考えると、あわせて740人の有権者がいる候補者不在区の大原区、つつじが丘区へ浸透を図ろうと、各候補とも虎視眈々。引退する現職の地盤も切り崩しが激しい。
現職は独自の戦いで集票をねらう複数の新人候補の動きにも神経をとがらせており、引き締めにも躍起だ。
無投票が2回続いた後だった前回4年前のの投票率は82・5%。過去最低だったが、今回も「盛りあがりは今一歩」と多くの陣営はみており、今回の投票率も横ばいか下がると見込む。