伊那消防組合議会3月定例会
伊那市など4市町村でつくる伊那消防組合議会の3月定例会が24日、伊那市役所であった。伊那消防署の水槽付消防ポンプ自動車の事故に伴う専決処分の承認や、2008年度一般会計予算など計4議案を原案通り可決した。
同自動車を早急に修繕する必要性があるため07年度一般会計第4回補正予算(債務負担行為)を専決処分。修理見積額710万円を来年度一般会計予算の同消防署費「消防車両等管理の修繕料」に計上した。修理完了予定は5月の中旬。
事故は1月12日午前0時5分ごろ、伊那市西春近の中央自動車道下り線で発生。同車両が車両火災に出動した際、作業を終え走行車線から追い越し車線に出たとき、後方から走行してきた大型トラックが追突し、同車両は左前方に停止していたパトカーと衝突した。
事故の過失割合については現在、相手の保険会社と伊那消防署と協議中。安全管理対策として、「全職員で事故原因を究明し、事故防止について話し合いを行い、隊員一人ひとりが安全運転と安全確認を徹底し、事故防止に努める」と説明した。