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上伊那焼酎いも生産連合「伊那八峰の会」全体会議

上伊那焼酎いも生産連合「伊那八峰の会」全体会議

 上伊那焼酎いも生産連合「伊那八峰の会」全体会議は24日夜、伊那市生涯学習センターで開いた。上伊那産サツマイモ原料の芋焼酎「伊那八峰」のためのサツマイモを栽培する団体で組織し、07年度実績や08年度の植え付け本数を確認した。
 地域の特産品開発の一環として、サツマイモの栽培から販売までを手がけようと賛同者が取り組み、08年で3年目を迎える。
 07年度実績は、長野県酒類販売伊那支店の報告によると、8町村10銘柄の受注合計は1万4677本。会員の酒販店は13店増えて67店だった。
 08年度の植え付け本数は「黄金千貫」9万5500本、「紅あずま」2万9千本、合計12万4500本。07年度の本数は11万3850円で、08年度は1万650本増やす計画。
 会長の池上明さんは、「イモは量より質の段階。いい品質のものを作っていかないといけない。1年、互いに連携をとりながらやっていきたい」とし、今年は勉強のため有機栽培の試行をすることも話した。
 醸造している喜久水酒造は、イモの価格については「今年の作付けでいいものを作っていただいたうえで、来年作付け分は模索していきたい」とした。現在販売している焼酎は4号ビンで1250円だが、「高い感じがあるので1・8リットルビンの晩酌用を考えている」とも話した。

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