西部ふれあいサロン・西部診療所完成
箕輪町上古田の町直営西部診療所の老朽化に伴い新築した西部ふれあいサロン・西部診療所が完成した。
西部診療所は64年12月建設。町は、高齢者が歩いて自主的に集まり趣味の活動などを広げる拠点となっていることに着目し、診療所と未使用の医師住宅部分を取り壊し、高齢者ふれあいサロンとして新築した。高齢者のサロン機能の充実を図るとともに、小学生も訪れることのできる広場を整備し、世代間交流の機会をさらに広げることをねらう。
新築面積は既存の診療所とほぼ同規模で133・32平方メートル。ふれあいサロン101平方メートル、診療所32平方メートル。木造平屋建で診療室、処置室、カーペット敷きの「ふれあい広場」、畳で掘りごたつがある「ふれあいサロン」、事務室、トイレ、ミニキッチンなどがある。
地域介護・福祉空間等整備事業で総事業費は約2813万円(国の補助金2040万円)。診療所部分は町一般財源で改築した。
西部診療所は工事期間中、上古田公民館に仮設診療所を設けていたが、4月3日の開所式から新施設で診療する。診療日は月・木曜日。3月31日は休診。