箕輪町まちづくり事例報告会
箕輪町は24日夜、まちづくり事例報告会を役場で開いた。07年度まちづくり住民提案事業の17団体のうち新規の6団体が活動内容や今後の課題などを報告した。
まちづくり住民提案事業は、町民と町の協働によるまちづくりを進めるため、住民自らが創意工夫し企画したまちづくり事業を公募し、審査で選考した事業に補助金を交付する。06年度に始まり2年目。
今回の報告団体は、ぷち・どぅClub、箕輪手話サークル、松北実業団、みみずくの会、サークルつばさ、みのわ手筒会。
ぷち・どぅClubは、将来的に「ハンドメイドタウンみのわ」を目指し、ハンドメイドフェスタを開催。展示、販売のほか講習会も開き117人もの受講があった。安易で効果的な告知方法を課題に挙げた。
サークルつばさは、知的発達障がい者のアスリートがスペシャル・オリンピックスの競技トレーニングプログラムや競技会に参加し、家族やアスリート、地域の人と乃技術や友情を分かち合う機会を提供することで知的発達障がい者に理解を深めてもらおうと、フロアホッケーの大会参加などをした。課題として、知的発達障がい者は就労の場が限られ自らの生計を立てることも難しいため、スポーツ活動に参加する費用捻出が困難であることを話した。