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市営球場 改修に向け08年度から設計取り組む

 伊那市教育委員会は来年度、老朽化が進む同市中央区の市営球場の改修工事に向け、耐震診断・設計業務委託費用800万円を新年度当初予算に盛り込んだ。09年度から改修工事は始まり、1、3塁側スタンドを取り壊すなどして、グラウンドを芝生で囲んだ形の球場に生まれ変わる。
 市営球場は1947年の建設。面積1万7780平方メートル、両翼90メートル、センター120メートルで、収容人数1万1千人。建設から約60年が経過するコンクリート造りの1、3塁側スタンドは老朽化のため取り壊し、外野席の盛り土は取り除く。76年に改築した同造りのメーンスタンドは、耐震診断を受けてから補修するか決める。
 球場の改修工事に向け、2006年、庁内で検討委員会を発足。市営球場の今後の在り方としては、球場に隣接する伊那公園と一体感を持たせるため、「開放的でフラットなイメージ」へと改修することが決まった。改修費用は合併特例事業債。
 関係者は「今後、県営伊那球場は競技をするための設備を充実させ、市営球場は市民が気軽に利用できる球場へと変え、2つの球場の位置付けをはっきりさせていきたい」と話している。
老朽化が進み、09年度から改修工事が始まる市営球場

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