かんてんぱぱホールで銀染陶硝展
シルバーアート、染色、陶芸、ガラス工芸の各分野で作品づくりに取り組む4作家による「銀染陶硝展」が31日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。さまざまな素材、技法で作り上げた器やアクセサリー、洋服、ランプなど約400点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
普段は個別に活動する県内外の作家らによる作品展で、かんてんぱぱホールでの開催は初めて。
それぞれ携わる分野は異なるが、独自の技法を追求。薄いガラスに彫刻をほどこし、それをもう一枚のガラスと合わせることで模様を浮き上がらせた「抜き彫りガラス」という独自の手法で制作した皿や、科学染料を用い「括(くくり)布染」という独自の手法で染め重ねることで独特の色合いを表現した布で作ったベストのほか、高麗風のわび茶碗、長年かけて学んできたインディアンシルバーアクセサリーなど、ここにしかない作品が並んでおり、訪れた来場者もさまざまな作品を手にとって楽しんでいた。
入場無料。午前9時縲恁゚後6時(最終日は午後4時まで)。