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はら美術で宮沢梅径七十七記念刻字展

はら美術で宮沢梅径七十七記念刻字展

 伊那市の書道家・宮沢梅径さん(77)の喜寿を記念した個展「七十七記念刻字展」が4月1日まで、伊那市旭町のはら美術で開かれている。自身の思いを文字に表現し、美しく仕上げた刻字作品55点が、訪れた人の目を楽しませている。
 書道学芸員理事審査員などを務める宮沢さんが、はら美術で個展を開くのは5年ぶり。中でも、一つひとつの作品に思いを込めた刻字作品は全国的にも高い評価を得ており、今回はこの5年間に手がけた刻字作品を中心に並べた。
 そのうち、書道芸術院展60回記念役員巡回展に出展した作品「八月十五日」は、ひときわ思い入れの強い終戦記念日をテーマとしたもので、“十”の文字を境として戦中、戦後の陰と陽を表現。
 宮沢さんは「この日は生涯で忘れられない日。平和への願い、二度と戦争はしてはいけないという思いを込めた」と話していた。
 そのほかにも、サクラや白居易の詩をテーマとした作品などが並んでいる。
 入場無料。午前11時縲恁゚後6時。

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