かんてんぱぱガーデンでカタクリ、咲き始め
春の日差しに誘われて、四季折々のさまざまな山野草が植えられている伊那市西春近の「かんてんぱぱガーデン」では、「カタクリ」が咲き始め、訪れた観光客の目を楽しませている=写真。
同ガーデンには約200株のカタクリがあり、4月初旬から中旬にかけ、見ごろを迎える。
一般的には早春の花として知られるカタクリだが、上伊那では、サクラの季節に合わせてその姿を楽しむことができる。
温度に敏感で、朝、気温の上昇とともに花を開き、夕方日が暮れると再び花を閉じる。昼間でも雨が降るなどした時は花は閉じたまま。そうすることで、冷たい外気から雄しべ、雌しべを守っている。
訪れた観光客は「かわいらしいね」などと話しながらその姿を楽しんでいた。