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2511/(月)

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環状北線 待望の開通を祝う

市街地の交通渋滞の解消など図る

環状北線 待望の開通を祝う

 伊那市の伊那インターチェンジと国道153号線を結ぶ環状北線(主要地方道伊那インター線)が29日、開通した。1998年の事業着手から約10年の歳月をかけて完成。市街地の交通渋滞の解消などを図る。
 供用開始前の開通式には県・市関係者、地権者、地元区長ら100人のほか、500人を超える地域住民らが集まり、待望の開通を祝った。
 交通安全祈願祭後、小坂市長は、観桜期を含めた高遠町・長谷への誘導がスムーズになるなど市街地の交通渋滞の緩和、交通の安全性や利便性、災害時の緊急輸送路の機能を果たし、市民生活の向上、地域経済の発展につながることを期待。
 関係者がテープカットやくす玉開きをしたあと、伊那市消防団音楽隊を先頭に、出席者らは吹奏楽の演奏が響く中、信号機「伊那インター入り口」東側から国道153号線に向かってパレードした。
 開通した環状北線は延長520メートル、幅員(4車線)28メートル。高低差13メートルの段丘、JR飯田線を越す橋りょう部(延長184メートル)の大規模工事となり、事業費52億6千万円を投じた。
 会場では、先着500人の地域住民に開通記念の紅白まんじゅうを手渡した。

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