南箕輪村消防団・赤十字奉仕団08年度任命式
南箕輪村消防団・村赤十字奉仕団の08年度任命式が1日、村民センターであった。学生を含む新入団員17人と幹部を任命し、消防団と奉仕団、それぞれの任務遂行を誓った。
唐木一直村長は、「新入団員、奉仕団幹部の皆さんは、1日も早く立派な団員になることを期待する。幹部は卓越した技術、優れた指導力で災害時には的確な判断をされ活躍されることを期待したい」と式辞を述べた。
新団長の松沢武夫さんは、「村民の生命、財産を守る大きな使命を授かり、これからの団活動に力を注いでほしい」。奉仕団の倉田和子委員長は、「人道、博愛の精神のもと災害時の団の役割は極めて重要。地域の全ての人と手を取り合って身近な奉仕の和を広げていこう」と訓示した。
信大生の女性2人が入団
南箕輪村消防団に08年度は、信州大学農学部の女子学生2人が入団した。昨年の信大大学院生の初入団に続く学生の入団だが、女性は初めてとなる。
入団したのは、信大農学部森林科学科の3年生で、香川県仲多度郡琴平町出身の細川奈々枝さん(20)=沢尻、静岡県焼津市出身の松村泰代さん(20)=沢尻。
今年2月の村理事者や職員と信大農学部の学生との交流会の場で、消防団入団を勧められ決意したという。
細川さんは、「村が大学生との交流を望んでいるのでその一助になれば。救急法を学べるし、地域の人ともふれあえる。緊張と不安はあるが、できる範囲で、できることを精一杯やりたい」。松村さんは、「もともと救護に興味があり、交流会の話で現実味が出た。ちゃんとついていけるが心配はあるが、構えずに救護をやりたい」と、それぞれ抱負を語った。
2人は第4分団第1部で、救護班に所属する。