新山小学校で入学式 新入生は2人
1・2年生の複式学級
伊那市の新山小学校(山岡清孝校長、43人)で4日、入学式があった。新入生は、市内で最も少ない2人。1・2年生の複式学級となり、7日から2年生と一緒に机を並べる。
上級生が太鼓演奏などを披露し、新入生を歓迎した。
式終了後、新入生は教室に入り、ノートや鉛筆、はさみなど教材が置かれた机に着席。担任が一人ひとりの名前を呼ぶと、右手を挙げて元気よく「はい」と返事。「学校で何が楽しみですか」と尋ねると「勉強」と口をそろえた。
複式学級は8人以下が基準で、2年生6人と合わせても8人。市内で初めての複式学級となるが、国語と算数は1・2年生が別々の教室で受ける。また、教育に支障がないよう、選科1人(新山小と伊那西小)を市負担で配置した。