高遠城址公園開き
開花は11日ごろか
「天下第一の桜」と称される伊那市の高遠城址公園で5日、公園開きがあった。タカトオコヒガンザクラ1500本は、まだつぼみの状態。伊那市観光協会によると、開花予想は平年並みの11日ごろで、昨年に比べて6日ほど遅い。
公園開きには市観光協会員、商工関係者、区長ら約100人が出席。
小坂市長は「全国の夜桜ベスト10にも入る高遠城址公園。多くの皆さんに来て、まちを知っていただきたい」とあいさつし、期間中の安全を祈った。
琴の演奏や地元の保育園年長児約50人が元気な歌声を響かせたあと、小坂市長や保育園児が手をつなぎ、桜雲橋を渡った。
さくら祭りは5月5日まで。初日、穏やかな陽気に誘われてか、県内外から多くの家族連れなどが訪れ、公園内を散策した。
期間中は、高遠ばやしの巡行やさくら茶のサービスなどがある。
入園者数は年間30縲・0万人で、1983(昭和58)年の有料化以来、700万人に達する見込み。
入場料は一般500円、小中学生250円。
高遠の桜情報は、テレフォンサービス(TEL0265・94・3939)で確認できる。