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2611/(火)

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神子柴水道組合 地元業者と災害時協定

 南箕輪村の神子柴水道組合(原光治組合長、98人)は4日夕、神子柴公民館で災害などにおける応急復旧工事に関する協定を地元の建設機械販売業者ら2業者、1個人と結んだ。同水道を利用する住民の災害時における安心を確保する目的。有事の際は重機などを優先的に貸し出し、応急復旧に協力する。
 同組合は2006年7月の豪雨災害、全国各地の大震災を教訓に、地元業者らと災害時協定を締結。今回、協定を結んだのは、建設機械販売レンタル業のフジヤ機工(花岡昇社長)、水道設備業の高木設備(高木篤社長)と、バックホーン3台などを所有する会社員登内明二さん(65)の2事業所、1個人。
 調印式には組合理事13人が出席。フジヤ機工の花岡朗会長(74)が代表で「地元のみなさんを応援できるよう、できる限りの対応はしていきた。災害が起きては困るが、いざというときは全面的に支援していきたい」とあいさつした。
 神子柴水道組合は1924(大正13)年、地元の簡易水道組合として発足した。83年間の歴史と伝統を受け継ぎ現在、個人と事業所の計245戸に水道水を供給。原組合長は「これからも自分たちの水道を守りながら住民の安心を確保していきたい」と話している。
災害時協定を結んだ(左から)登内さん、原組合長、花岡会長、高木社長

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