地元産きのこ、グリーンファームに続々
例年よりやや遅め
伊那市ますみケ丘の産直市場グリーンファームに、地元の山で採れた自生きのこが続々と集まり始めた。
10日には、おなじみハナイクチをはじめ、アカダケなどとも呼ばれるサクラシメジ、コムソウとかズボウと呼ばれるショウゲンジ、クロカワなど、採れたてきのこが入荷。マツタケも入荷したが、開店直後に売り切れた。
このほか、ナラタケ、コウタケ、タマゴダケなども次々と持ち込まれており、秋の味覚山きのこの見本市のよう。
客が「コムソウがあるよ」「クロカワをもっと欲しいのだが…」「マツタケは売り切れちゃったの?」などと言いながら手をのばす場面が目立った。
同店代表の小林史麿さんは「今年はやや出遅れたが、ここに来てようやく種類も量もそろってきた」と話す。