塩田愛子教室 ステンドグラス作品展
伊那市長谷のステンドグラス職人・塩田愛子さん(33)が市女性プラザ伊那で指導するステンドグラス教室の作品展は10日まで、同市立伊那図書館1階広域情報コーナーで開いている。受講生12人が制作したランプシェードや壁かけなど、一人3点以上の計56点を出品している。
月に1回の教室が始まり、5年が経過したのをきっかけに、多くの人に見てもらいたいと、初めての作品展を計画した。作品は女性でも手軽に作れるキットを使っているが、それぞれに作者の感性が表れており、「世界で一つの作品」になっている。
作品は受講生たちが自分のお気に入りを出展。バラやパンジー、幾何学模様などのランプシェードのほか、雛人形やクリスマスツリーなどに模したステンドグラスを並べた。会場を優しく包み込む光が来場者を魅了している。
塩田さんは「家の中に飾っていても、外からの光に通して楽しむことができるのが魅力。生徒さんたちにとって作品は家族の一員であり、生活の一部。それぞれのこれまでの活動の成果を見てほしい」と来場を呼び掛けている。
午前10時縲恁゚後7時(最終日は午後3時まで)。