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2511/(月)

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箕輪町文化財シート作成

箕輪町文化財シート作成

 箕輪町郷土博物館は、町内にある文化財により多くの人に関心を持ってもらいたいと、文化財を分かりやすく説明した、手軽に持ち運びできる「箕輪町文化財シート」を作成した。
 同館は07年度から、「町内まるごと博物館」事業で、館内の活動にとどまらず、町全体を大きな天然の博物館と考え、町内各地をフィールドとして各種の事業を展開してきた。
 その中で、関心を示す住民が比較的少ない文化財を普及し、文化財と住民の距離を縮め、多くの人に認識してもらうことが必要-と検討。文化財の説明資料としては04年作成の「箕輪町文化財マップ」があるが、文化財の解説が少ないことなどから、今回は1枚のシートで1つの文化財を紹介することにした。
 シートはA5サイズの両面印刷、片面カラー。今回は60ある文化財のうち、県指定文化財以上の8つ分を作った。
 文化財は、国重要文化財「木造阿弥陀如来座像」、県天然記念物「宮脇のハリギリ」「木下のケヤキ」「中曽根のエドヒガン」、県史跡「松島王墓古墳」「上ノ平城跡」「福与城跡」、県選択無形民俗文化財「古田人形芝居」。
 カラー写真と説明文、地図、見学情報などを載せた。シートは有形文化財は赤色、史跡は青色というように色分けをしている。
 博物館では、「シートを持って文化財を見に行き、説明を読むことで理解が深まる。利用してほしい」と話している。
 シートは各種類100枚作成。博物館窓口で1枚10円で販売している。

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