清水副市長の就任式
駒ヶ根市議会の採決を受け、副市長に選任された清水亀千代氏(60)の就任式が10日、市役所であった。庁舎職員に迎えられる中、清水氏は「これまでの市政に対する思いを、今度は副市長という立場を通じて果たしていきたい。市民を信じ、お互い精一杯頑張っていくことが必要。杉本市長を支え、みなさんと協力しながら日常業務を進めていきたい」と語った=写真。
午前中の臨時議会では、「副市長の外部からの登用」をマニュフェストに掲げ、選挙戦を勝ち抜いた杉本幸治市長が、市職員の退職者である清水氏を副市長に選任する人事案件を提出したことに対する強い反発や、その政治姿勢を問う声も多数あったが、結局は賛成多数で清水氏の副市長選任が採決された。
清水氏の副市長就任を報告した杉本市長は「清水さんはこの3月で退職したが、今度は特別職として働いていただき、公約として掲げたことを一つひとつ実現していきたい。市民のみなさんの安心・安全に全力で取り組み、ぜひ一丸となって市政のために取り組んでほしい」と呼びかけた。