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伊那テクノバレーがCMC(カーボンマイクロコイル)研究を計画

 地域産業を支援する伊那テクノバレー地域センターは本年度、ミクロン(千分の1ミリ)単位の炭素繊維をらせん状に巻いた新素材に取り組む。
 CMCは▽電磁波吸収性が強い▽ばね特性に富む▽水素吸蔵性がある竏窒ネどの特性があり、近接・感触センサーや食物包装材、医療・癒し機器など、さまざまな分野への利用が期待されている。
 このほどまとめた08年度事業計画には新規6事業を含む計21事業を盛り込んだ。「食品素材高度利用技術研究会」では、ブドウの加工かすをサプリメントなどの機能性食品の素材として活用するための研究を産学連携で行っていく。
 経営トップ層の高齢化が進んでいることから、後継者育成が必要な企業のために、若手経営者を対象にしたマネジメント能力向上・リーダー養成講座も新たに開講する。
 アマランサスを活用した加工食品や菓子の開発なども引き続き行っていくほか、品種改良や精製方法の改良などの研究にも新たに取り組む。

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