2種目に大会新記録 上伊那陸上選手権
精鋭集い競う
第45回上伊那陸上競技選手権大会が10日、伊那市陸上競技場であった。100メートル、走り幅跳び、砲丸投げなど一般男子8、一般女子8、中学男子8、中学女子7、男子共通3、女子共通3の合計37種目に、約250人の選手が出場。日ごろの練習成果を発揮し、2種目で大会新記録が生まれた。
上伊那陸上競技協会、伊那毎日新聞社主催、KOA協賛。
女子共通棒高跳びで前田朋子さん(ヤマトヤT・C)が、01(平成13)年に自身が出した大会記録を80センチ更新する3メートル80をマーク。今回は01年大会以来の出場で、これまでの努力による成長を見せつけた。
中学走り高跳びは、稲村立吉君(春富3年)が1メートル75の大会新記録を樹立。81(昭和56)年以来、24年ぶりに記録を1センチぬりかえた。ほかの選手より助走距離を長く取り、軽やかに跳んだ。