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救命講習

救命講習

 9日の「救急の日」に合わせて伊南行政組合消防本部(竹上俊隆消防長)は10日、一般市民を対象にした普通救命講習会を駒ケ根市の赤穂公民館で開いた。北・南消防署職員4人が講師として心肺蘇生法や止血法などを基礎から指導し、参加した27人全員に修了証が交付された。
 参加者らは基本的な講義を聞いた後、3班に分かれ、それぞれ人形を使って心肺蘇生法の実習を行った。人工呼吸で吹き込む息がなかなか入らなかったり、心臓マッサージの押し方が弱すぎたりと参加者らはそれぞれ苦労していたが、署員の丁寧な指導で徐々にこつを覚え込んでいた。
 竹上消防長は「救急車が到着するまでに平均6、7分かかる。この間の処置次第で患者の命が助かるかどうか決まるので、実際の場面に遭遇した時にきちんと行えるようしっかり覚えていってください」とあいさつした。

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