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上伊那貨物自動車
小池長社長(48)

上伊那・輝く!経営者・その後縲恊Vたな挑戦縲・

 07年、同社が物流業務に使用するすべての車にデジタル・タコグラフを導入し、それぞれに音声で走行危険個所を知らせるアラーム機能をもたせた。
 小池社長は「デジタル・タコグラフを買って、メーカーと話している時に・ス危ないとこへ行ったらアラームが鳴ればいいのにね・スって言ったら、メーカーが面白がって開発した」と愉快そうに話す。
 デジタル・タコグラフは、走行の速度・距離・時間などに関するデジタルデータだけでなく、GPSによる位置情報も記録。高速道路でETCを利用しても乗った区間が分かるなど高度な運

 駒ケ根、伊那の両営業所が本年2月、「グリーン経営認証」を取得した。交通エコロジー・モビリティ財団が国土交通省、全日本トラック協会の協力を得て推進する認証制度で、一定レベル以上の環境保全活動を自主的に進めているトラック事業者を同財団が審査し、認証・登録する。
 上伊那貨物自動車はトラックの燃費向上のため、アイドリングや空吹かしを減らすなどの改革を数年前から展開してきたが、さらに「環境保護は時代の要求でもある」としてグリーン経営認証取得を決め、昨年から社を挙げてシステム整備に取り組んできた。
 

 地域の有力者として地元政財界に大きな影響を与えた父・千古さんの急逝(享年60歳)により、33歳の若さで3代目を継いだ小池社長のテーマは(1)上伊那郡内の宅配便ネットワークの整備(2)地元企業の海外展開に対応し、輸出入も含めた形での一貫した総合物流サービスの展開(3)地域の農業振興への貢献竏秩B
 この3つのテーマを実現するために克服しなければならない課題を、小池社長はこう説明する。「今までは、社長が走ると社員がついてきてくれる経営でもよかったが、仕事の内容が多岐にわたってくると管理者の数も増え、マ

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