宮田小、中学校の給食費値上げ
原材料の高騰と食の安全を守るため宮田村宮田小、中学校は本年度から給食費の値上げに踏み切った。1食あたり小学校で26円、中学校で29円の上昇だが、両校は既にPTA理事会などに報告し、文書でも保護者に伝えており「給食の充実を図るためにも理解して頂いている」と話す。
小学校は一食あたり現行244円が270円、中学校は現行271円が300円に。
年間にすると小学校で5万4810円となり5210円、中学校は6万円で6千円のそれぞれ負担増となる。
4月分から適用しているが、給食費の支払いは年間10回の分割方式のため5月の徴収が初回となる。
小学校は9年ぶり、中学校は12年ぶりの値上げ改定。
両校は今までも地元農家の協力を得ながら安価で安全な食材を活用するなどやり繰りしてきたが、油や小麦粉、そして肉類なども軒並み10縲・0%近く値上がりしており苦汁の決断をした。
「既製品に頼らず、手づくりにこだわりながら安価な費用を維持してきたが限界。負担をかけるが栄養価を維持し、さらに安全安心な給食を守っていく」としている。