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オーケストラと共演 南箕輪村から3小中学生出場

第20回フリューゲル・ピアノ・コンチェルト・フェスティバル全国大会本選

 5月4日、大阪である、第20回フリューゲル・ピアノ・コンチェルト・フェスティバル(日本アーティストビューロー主催)の全国大会に、南箕輪村の望月音楽教室伊那レッスン室から村内の小中学生3人が出場する。大会はプロのオーケストラと共演することができるため、それぞれ本番を楽しみに練習している。
 出場するのはシニア・スチューデント・コンチェルト部門の大塚智哉君(13)=南箕輪中2=、リトル・コンチェルト部門の米窪拓哉君(10)=南箕輪小5=、藤沢優花さん(10)=同4=。3人は部門別の課題曲集から選曲し、全国区テープ審査、地区本選大会を勝ち上がり、「グローバルフィルハーモニー管弦楽団」と共演できる全国大会出場を決めた。
 4年連続出場の大塚君は、ベートーベン「ソナタ第8番ハ短調Op. 13『悲愴』より第1楽章」で挑戦。「オーケストラと共演できることが何より楽しみ。この大会のために練習してきた」と意気込んでいる。
 初出場の米窪君は「緊張しそうだけど、これまでやってきたことを発揮できればうれしい。全国大会に出場できるだけで夢のよう」。ベートーベン「ソナチネ第5番ト長調より第1楽章」を大会で演奏する。
 藤沢さんの演奏曲はブルグミュラー「『25のやさしい練習曲』より やさしい花」。2年連続出場で、「前回よりうまくできるよう頑張りたい。早くプロの人たちと演奏したい」と本番を楽しみにしている。
 全国大会は全4部門に約100人が出場。3人を指導する望月音楽教室の望月玲子さん(主宰)と、平林千枝さんは「人の心に届く、春の日差しのような暖かな音でピアノを奏でてきて」と期待している。
全国大会出場の証明書を手にする大塚君、米窪君、藤沢さん(左から)。

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