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南箕輪中卒業生 村の松くい虫対策に募金寄付

 南箕輪村の南箕輪中学校を1950(昭和25)年度に卒業した同年会は22日、村の松くい虫対策の資金にしてほしいと、同年会で集めた3万3055円を村森林セラピー協議会に寄付した。同年会幹事長の小林広幸さん(72)=北殿=が役場を訪れ、荻原文博会長に手渡した。
 寄付は、古稀の記念で大芝高原多目的広場に植えたコヒガンザクラの木の下で同年会を開こうと15日、同所に村内外から同年生36人が集まったのがきっかけ。席上で村の松くい虫対策へ募金をしようと話が持ち上がり、寄付金を集めたという。
 小林さんは「寄付金を有効に使い、森林整備をしながら対策を取っていってもらいたい」と期待。村は大芝高原のアカマツの松くい虫対策として06年度から、薬剤の樹幹注入を毎年度実施していて、本年度は事業費1千万円で、約600本のアカマツに施す予定だ。
荻原会長に寄付金を手渡す小林さん(左)

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