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未成年飲酒防止キャンペーン

伊那小売酒販組合が

未成年飲酒防止キャンペーン

 「お酒は成人してから飲んでね」-。上伊那の酒類小売業でつくる伊那小売酒販組合(池上明理事長)は24日、激しい雨の中、組合員ら約80人が参加し、7班に分れ、各高校の最寄駅前で、未成年飲酒キャンペーンを展開した。
 「発展途上にある未成年の健全育成につながれば」と社会貢献活動の一環として06年度から、4月の県下統一「未成年飲酒防止強調月間」に合わせて実施。JR宮木駅をはじめ、木下駅、伊那北駅、伊那市駅、小町屋駅、飯島駅のほか、高遠高校前で約2万枚の啓発チラシ入りのティシュを配った。
 このうち、飯島駅前では、池上理事長ら、第5支部(飯島町、中川村)の9人が参加。「未成年飲酒防止キャンペーン」を書かれた桃太郎旗を立て、雨の中、駅舎に駈け込む、通学途中の高校生に、「お酒は成人してから飲んでね」「隠れて飲んではだめよ」と優しく声を掛けながら、チラシ入りのティシュを手渡した。
 高校生らは少し恥かしそうに受け取り、改札口に急いだ。
 池上理事長は「未成年の飲酒問題は飲酒運転と同様、大きな社会問題になっている。業界としても、なにか協力できればと、3年前から実施している」と話していた。

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