富田公民館安全祈願祭
箕輪町の富田公民館の増改築にあたり23日、町や施工業者など関係者が同公民館前に集まり、安全祈願祭を開いた。
高齢者に対応するため、また介護予防の拠点としての役割を担うための増改築で、費用は約5千万円。そのうち4900万円は国からの補助金が充てられ、残りは町や地元の負担などでまかなわれる。
箕輪建設が施工、エーアンドシー設計事務所が設計。
建物西側の広間を中心に増築。広間は今まで約65平方メートル(ステージ部分を除く)だったものを、約100平方メートルに拡張する。
改築としてはスロープや手すり、車椅子に乗った人でも使用できるトイレの設置のほか、調理室の設備の変更など。
完成予定は9月1日。
平沢豊満箕輪町長は「富田区のみなさんが交流の場として集い、語り合い、明るく元気で長生きができる、そんな公民館になって欲しい」と話していた。