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2511/(月)

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箕輪町子育て学級

救急の心得学ぶ

 箕輪町公民館の子育て学級はこのほど、子どもが万一水におぼれた場合の対処法など救急の心得を学んだ。お母さんたちは、箕輪消防署の職員の話を聞き、心肺蘇(そ)生法などを熱心に練習した。<br> 子どもがプールや海でおぼれた場合、意識の確認、意識がない時は協力者を呼び119番通報、気道確保、呼吸の確認、呼吸がない場合に人口呼吸、循環のサインがないときは心臓マッサージという心肺蘇生法の一連の手順を手本を見ながら学習した。<br> 1歳未満は足の裏をたたいて意識を確認し心臓マッサージは指で行う、1歳以上の子どもの心臓マッサージは片手で行うなど、大人との違いを覚えた。<br> 救急救命士は、子どもの救助者が母親だけの場合は、1分間心肺蘇生法をしたあとに119番通報すること、携帯電話からの119番通報は飯田消防署につながるため、箕輪消防署の電話番号(0265・79・0119)を緊急の短縮に入れておくといい-などとアドバイス。「子どもがおぼれるのは間違いなく親の責任なので事故のないよう気をつけて。救ってあげることができる事故なので、適切な処置をして下さい」と話した。<br>

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