宮田中2年が手づくりカレンダーを村内の高齢者施設に
宮田村宮田中学校2年生は本年度、全員で協力して手づくりカレンダーを120枚作成し、村内2カ所の高齢者施設にプレゼントしている。季節ごとのデザインなどを取り入れて毎月贈る予定だが、25日にはこいのぼりが描かれた5月分を届けた。昨年度卒業のあるクラスが続けていた善意の活動は、後輩へと受け継がれている。
各学級の級長、副級長が、村社会福祉協議会デイサービスセンターと介護老人保健施設プラムの里を訪問。受け取った利用者のお年寄りたちは「うれしいねぇ」「すばらしい出来映えだ」と喜んだ。
カレンダーを高齢者施設に配る活動は、昨年度卒業の旧3年1組が行っていたもの。2年生はその善意を受け継いでいこうと、取り組みを始めた。
プラムの里施設長の福島紀六さんは子どもたちの心温まる活動に「お年寄りを敬う気持ちの大切さ。ぜひとも今後も交流を続けて、やさしい心を育んでもらえらば」と話した。