宮田村戦没者慰霊祭
宮田村の戦没者慰霊祭は24日、村民会館で開いた。村社会福祉協議会が催行し、太平洋戦争で家族を失った遺族や関係者約100人が参列。平和と命の尊さをかみしめ、悲惨な歴史は風化させないと改めて英霊に誓った。
村遺族会の春日要会長はあいさつで「不戦を誓ったはずが、風化の一途をたどっている。若い世代には死をいとも簡単に考えるような事件などもおきている」と語った。
「悲惨な戦争の歴史を語り継いでいくことも我々遺族の使命。若い人たちに受け継がなければ」と訴えた。
清水靖夫村長、山浦正弘社協会長らも「恒久平和の実現が我々の責務」と慰霊の言葉を寄せ、参加者全員で献花した。